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ヒーロートレーディングはドライウォール工法を専門とするビルダーです。
Drywallの家
ヒーロートレーディング
カバード ポーチの可愛い家 建築日記 (造作編)
この家が完成するまでの写真を掲載してまいります
。
カバードポーチのカワイイ家
1階 16.12坪 2階 16.63坪 合計 30.75坪 (尺モジュール)
造作工事スタート
木製サッシも入り、建て方終了です。(厳密に言えば、サッシは造作ですね。写真の都合で失礼)
室内の工事がスタートしました。
断熱材を入れて、石膏ボートの取り付けを行います。断熱材は高性能16キロを標準としています。中央の写真は階段を作っています。弊社の階段は大工さんの手作りです。今、階段はプレカットされた材料を現場で組み立てる方法が主流です。階段を作れない大工さんたまにいます。
昨今はスパーに行くと様々な惣菜が売られています。建築の世界も様々な部材が既製品として販売されています。既製品ばかり使うととても 味気ない 家になってしまいます。料理と同じです、手間をかければ味が出るのだ!
最後の写真は、フロアーと垂直壁の接合部のコーキングです。室内の気密を高めるために行っています。見えないところですが、重要な工程です。
外では、ラップサイティングが始まりました。
地味な写真で失礼いたします。
今日は、私の行った作業をご紹介いたします。まずは、アンダーセン木製サッシの取っ手付け。中央の写真は、浴室の基礎断熱。いかがですか? じみーな作業でしょ。そうそう、上の写真の最後 コーキングも私の作業でした。
ユニットバスの浴槽は断熱材付きですが、念の為基礎断熱も行います。勿論浴室の壁にも断熱材は入っています。
最後の写真は、ドライウォールのカラーサンプルです。予めお渡ししていたサンプルより本日お客様より各部屋の色を決めて頂きました。2016色からの選択、お疲れ様でした。(決めることが多すぎて大変ですが何年かした時、きっと良い思い出になりますよ)
壁内の補強とアーチ窓
お客様が完成後に棚などを付けそうな場所に予め補強をしておきます。輸入が遅れていたアーチ窓の取付を行いました。とてもカワイイ感じです。
石こうボード完了
2階の石膏ボードが完了しました。後はドライウォールの作業となります。中央の写真はニッチ。アール付きのドライウォール仕上げでオシャレに仕上がりそうです。最後の写真は、ドライウォールに使うテーパーボードと言われる石膏ボードです。特徴はボードのつなぎ目が凹んでいます。この凹みにテーピングとパテを施工し、つなぎ目を補強するのがドライウォールの特徴の一つです。ボードのつなぎ目を補強するのはドライウォールだけだと思います。
全ての、つなぎ目はテーピングを行います当然、気密性も上がります
サイディング50%完了 ドライウォール スタート
ラップサイティングは約半分完了しました。ご覧通り一枚一枚カットしながら重ね張りをしています。とても時間がかかるサイディングです。手間のかかるサイディング、ナンバーワンではないでしょうか?
普通のサイディングですと1週間から10日で完了しますが、ラップですと約3週間は必要です。施工時間が長い・高額 などの理由で一般の建築会社としては 行いたくないサイディングとなってしまい、日本ではあまり普及していないのが残念です。製造メーカーもいまや 東レ のみとなったようです。特殊なサイディングなので、正しく施工できる職人さんも少なくなっているようです。
次の写真も日本の建築会社として、行いたくない ドライウォールの写真です。
第一回と二回目の工程、ボードのつなぎ目(テーパー部分)のテーピングとパテ施工(この工程はバズーカと呼ばれるドライウォール専用の道具で一度に済ませています)。第三階目の工程パテ施工が終わりました。このドライウォールの施工も約3週間かかります。普通のクロスでしたら1週間で終わります。日本でドライウォールが普及しない理由の一つは、この施工時間の長さにあります。ドライウォールの施工中は大工さんは入れません。ようするに大工さんの仕事が途切れてしまいます。日本の大工さんの常識では あり得ない事なのです。これも普及しない理由ですね。
既製品をより多く使い大工の手間代を安くする、工期を短縮し早目の代金回収。 これが日本の家の現状です。
ドライウォール
第四回目の工程。ビス跡など細かい場所のパテ施工。カナダ人のドライウォーラー天井まで手が届きます。
ドライウォール
第五回目の工程 サンディング。ライトを照らし、パテの凹凸をペーパーを使い均一にします。最後の写真は、コーナービートと呼ばれる壁の出隅に使う金属製のアールのついた部材です。普通室内壁の出隅は、直角ですがドライウォールはコーナービートを使いアールにする事ができます。脇役的な存在ですが仕上がった室内の雰囲気は尖っている部分が少なくなるので 何とも言えない優しい感じの部屋になります。きっと訪れた人は、"この部屋何かが違う" と思うはず。
ラップサイディング
ラップサイディングも南面のみとなりました。細かい場所もカットして一枚一枚施工します。この日の温度は36度の猛暑日。職人さんはスゴイです。
ドライウォール 完了
2階のドライウォールの塗装が完了しました。写真ですと判別し難いのですが、薄ーいピンク色です。とってもカワイイ!!
中央の写真は、コーナービート。最後の写真は、厚さ21ミリの無垢材のフローリング。
1階のドライウォール開始 まずは バズーカで。
1階のドライウォールが始まりました。テーピングとパテ施工を一度に行なえる バズーカ を使い
ボードのつなぎ目を強化して耐震性能を上げ 且つ テーピング により気密性能も上げる、これがドライウォールです。
ドライウォーラーにとつて、このバズーカはBEST FRIEND と申しておりました。
一方大工さんは、2階のフローリングを始めました。このフローリングは、厚さ21ミリ 幅135o 長さ約3800ミリあります。
これを一枚一枚施工するので時間がかかります。ちなみに、この部屋は外から搬入しました。
ドライウォール
ドライウォールは4回目のパテ作業を終了いたしました。明日は、サンディング(表面を均一に削る作業)です。
ドライウォールは、ペイン仕上げなので下地がしっかり均一になっていないと美しい仕上がりにはなりません。クロスのような厚みのある材料ですと厚みで下地の不出来を、ごまかせますが、ドライウォールでは ごまかし が効きません。
吹抜けの手すり
吹抜けの手すりが完成いたしました。これ既製品ではありません、大工さんの手作りなんです。シンプルなデザインですが素敵です。
もうすぐ、外壁も終わる予定。ラップサイディングは、とても美しい!!
ドライウォール・ラップサイディング・ユニットバス
ドライウォールとラップサイティングは一応終了。しかしまだこの作業は続きます。
ドライウォールは、完成近くになりましたら タッチアップ(今後の作業で汚れた場所や、細かい場所のチェック)が残っています。とにかく手間がかかります。
ラップサイディングは、コーキング作業を終えてで完全に終了となります。やはり普通のサイディングの2.5倍以上の時間がかかります
職人さんから、終了のご挨拶を頂きました。この会社方は礼儀正しいです。
料理と同じで、時間をかけて作るものは 美味しい!! いや 美しい!! 最後の写真はユニットバス。これは既製品です。在来のお風呂も良いけど、やはり長年の事を考えると ユニットが無難かな・・・・・タイルでの完全な防湿防水は無理があるような・・・・・
サイディングのコーキング・ニッチ・フローリング
サイティングは最後の仕上げ、コーキングを行っています。2日間の作業は今日で終了。この人 コーキング専門の職人さんです。家っていろんな職人さんによって完成するのです。
中央の写真はニッチ ドライウォールの色をかえてみました。オシャレに仕上がりました。
最後の写真は大工さん。1階のフローリングはあと少しです。合板のフローリングならとっくに終わってます。幅135 厚さ21o 長さ3800oを一枚一枚丁寧に・・・・時間がかかります。写真は壁に当たる最後の部分は材料が半端になるので苦労している最中です。
ケーシング・バルコニーの笠木
大工さんは、窓周りのケーシング取付に入りました。3m以上の無垢材を窓のサイズあわせ、4方をカットして取り付けます。全ての窓とドア周り、そして巾木を取付ます。特に階段の巾木は1日仕事となります。時間のかかる作業です。木製サッシと無垢材のケーシングとても美しいです。
外の作業も終盤戦、バルコニーの笠木を取付ました。後は雨樋のみです。終わったら足場外します。
木製ドア・プリンスブロック
そろそろ、完成が近くなってまいりました。ドアの取付が始まりました。このドア木製なのでけつこう重いです。
中央の写真は、アーチ窓のアール付ケーシングと直線のケーシングを連結するプリンスブロックです。模様が付いていてカワイイ感じです。
足場を外しました
足場を外し全景がはっきりと。うーん美しい!! お客様と、時間をかけて打合せをした結果です!!(自画自賛??)
一方大工さんは、一番大変な階段の巾木付です。巾木も無垢材なのでとても大変。
タイル工事
玄関とジューズインクロゼット、テラス(カバードポーチ下)のタイル工事が始まりました。タイル屋さんは私の友人 イケ です(写真中央)。ほとんどの職人さんは、長い付き合いをしています。3時の休みは、皆で雑談。楽しいひと時です。
タイルを切る道具・ドアノブ・巾木
最初の写真はタイルを切る道具です。先にダイヤモンドが付いていてタイルが簡単にカットできます。
中央の写真は、アメリカのクイックセットのドアノブです。これ私が付けました!!
最後の写真は階段の巾木完成。大工さん、まる1日の作業でした。
ドアとモールディングの塗装
無塗装品の木製ドアにクリアオイルを塗装します。
以上で、造作編を終了いたします。続きは完成編をご覧ください。
打合せ編
・地盤改良編・基礎編
建て方編
完成編
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